暖房の場合
暖房機能はエンジンの熱を利用するので燃料を使いません。
車のエンジンはエンジンをかけた後かなり高温になるため、ラジエーター冷却水を循環して放熱し、サーモスタットでエンジンの温度を一定に保っています。
暖房をつけた直後は、冷たい風が出ますがこれは異常ではありません。エンジンが温ままれば自然と暖かい風が出て来ます。
冷房の場合
冷房はコンプレッサーで圧力をかけて圧縮した冷媒(エアコンガス)をコンデンサーに送り、エバポレーターに噴射されて一気に気化するときに、まわりの熱を奪う事で冷気が発生します。その冷気をブロワファンで風を車内に送ります。
車内の空気中の水分は、エバポレーターで凝縮されて水滴となるため、除湿されます。
エバポレーターを出た冷媒(エアコンガス)は、再びコンプレッサーに戻って圧縮され、循環することで冷房のサイクルが完成します。
サーモスタットの故障
サーモスタットが故障すると、冷却水が多くエンジンに流れて暖房が冷たかったり…逆にかなり熱い風が来ることもあります。
暖房が効かないというトラブルの多くが、このサーモスタットの故障と言われています。
冷却水の減少
車の暖房はエンジンを冷やす機能を持つ冷却水の熱を利用したものです。その為、何らかの原因でこの冷却水の漏れなどが生じてしまった場合、暖房の効きが悪くなってしまいます。
冷却水の減少は暖房の機能を低下させるだけでなく、オーバーヒートなどのトラブルにも繋がりますので、必ずチェックするようにしましょう。
*エアコンガスの不足や漏れ
カーエアコンが冷える為の燃料でもある冷媒(エアコンガス)が不足していたり、漏れたりしていると、冷えない原因になります。またガスを補充しても、どこからか漏れてしまっていると、すぐに冷えなくなってしまいます。
*コンプレッサーの不具合
カーエアコンを作動させ、カチッという音の後コンプレッサーが動いているか確認します。
コンプレッサーは、エンジンに取り付けられた、直径20cmほどの丸い筒状のもので、ファンベルトで駆動する機械です。
ガス不足がコンプレッサーが動かない最大の原因ですが、ガスが充分なのにコンプレッサーが動かない場合、修理や交換が必要になります。
エアコンの冷えが悪くなった時におすすめ
工賃
エアコンガス補充 ¥2,750
エアコンガス1本 ¥1,540
カーエアコンの性能を最大限に引き出す真空引きも行っております
真空引き ¥4,400
*全て税込み
エアコンの動きをスムーズにし、燃費やパワーダウンの改善効果があります。お車にエアコンをつけて坂道を登るとパワーが弱く感じる車にオススメです。
パワーエアコンプラスとは?
濃縮配合した特殊誘導体化合物の働きによりコンプレッサーの抵抗を減らし、効率を向上させる添加剤です。高い電気絶縁性によりハイブリッド車・電気自動車に採用される電動コンプレッサーにも使用可能で、エアコン使用時の燃費悪化・パワーロスを低減しエアコンシステムの耐久性を向上します。さらにシステム内部の汚れを分散させる効果もあり、低下した機能を回復します。添加量:乗用車1台に1本を使用 ※R134a専用
※ワコーズケミカルホームページより引用
工賃
部品+工賃で ¥6,600
*全て税込み
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